Various Hobbies【雑多趣味】
自分の趣味は広くて浅い。浅いが故に人様へ知識として伝えることは出来ないまでも知ってもらいたい世界がある…。そんな趣味の片鱗をまとめて公開してしまおうというコンテンツ。※広く浅くそして熱しやすく冷めやすい…。でも普通じゃない所は再加熱し、鍛錬を重ねるところデス。その周期は不定期ですが随時更新してきます。購入までの道のり
購入動機…。とりあえず、あの顔でしょう。あの鋭い目つき、1BOXとは思えない流れるようなデザイン。。。どれをとってもすばらしい!カローラが、「主力車です!」と言い切るだけのことはあります。一部では「卵」とか、「アルマジロと」か言われておりますが。。。
まぁ、実際に 欲しいと思ったのはいろいろとわけがありまして。。。。
まずは1BOXの広さ。。。確かに見ていても広そうでええなぁ・・・とかは感じていたわけですが、実際に乗ったことはありませんでした。たまたま会社の飲み会の帰り、先輩のナディアに乗せていただいたことに始まります。
ウォークスルー(ナディアは半ウォークスルーかな?)を実感し、すごく便利であることを感じて「次は1BOXを買おう」と心に決めてしまいました。
でも実はこの時点では、年齢的にも最後のチャンス(?)なエボやインプレッサ等の車も乗ってみたい・・・という野望は残っていました。
最初はかなりアバウトな気持ちで大きい車・・・とか思っていたのですが、気になりだしたらとことんのめりこんでしまう私の性格、どんどん本を買い込みだしてしまいました。
現実には前車(ファミリアS-WAGON)の支払いも終わっておらず、買い替えなんてとんでもない話でした。ですが、なじみのスタンドでなにげ~にファミゴンの下取りっていくら位か聞いたところ、 ちょっとがんばればローンの残債が何とかなることを知ります。「よしいけるっ!」心のどこかで声が響き渡りました。現状のローンが長引くくらいに思えば何とかなる・・・そういう思いで一気に心のアクセルがベタ踏みされました。とはいえ何を買おう・・・!?エスティマだ!
こうなればもうとまりません。実際に残債処理とかどうなるかも調べないまま、雑誌を買いあさり、「あ~したい」「ここはこ~したい」等毎日夢を膨らませるばかり。。。
1BOXとはいえあのスタイリング、VIPとかよりもやっぱり車は走るイメージの方が良いよな・・・などとばかり考え続ける日々が続きました。
考えているだけでも仕方が無い、とりあえずエスティマのパンフをもらいにいこう、そしてファミゴンが今いくらで下取りされるのかを見てもらおうということになりディーラーへ。とはいえ、実は何も考えずに仕事帰りに閉店ぎりぎりにデーラーへパンフをもらいに行く形になったのですが。結局店舗内に入ることなく、展示されているGエディションの前でパンフを手に機能の説明なんかを聞いたまででその日は終わりましたが、後日ぜひ査定と試乗に来てくださいということに。まぁ試乗と無料査定はディーラーの常套手段ですわな。
翌週。あっさりディーラの言いなりで試乗している間に査定してもらうことに。希望していたアエラスSの3.0の試乗車は無いとのことで2.4を運転してみました。イイ。はっきり言ってイイ。買います、買わせてください!という気持ちを抑えながら査定額を聞いてみるといきなりズバンとなかなかの高額査定。更にこれまたいきなりの値下げ見積もり。まだ契約するわけではないからと色々じらしながらも来週またきますということにしました。実際はシアターシステムやパワーアシストドアのおかげで受注生産になるので納車まで1ヶ月かかると言われたので直ぐにでも契約したかったのが心の中です。
ですが・・・
試乗の二日後、健康診断にて糖尿病の可能性があると診断されていた自分はツキイチの検診に病院へと向かいました。前回の検診時に指示を受けたとおりの食事療法などを守っていたので自信を持って検査を受け、受診に挑んだのですが。。。診療室に入るなり医者からいきなり「風邪はひいていないか?」「けがをしていないか?」「食事療法は守っているか?」と手厳しい質問。全てハイと返答しました。
検査結果の用紙を見せられたところ、血糖値486、ヘモグロビン11.5%。今日から入院できるか?いや、最低でも明日から即入院してもらうとの言葉。
う゛わ~、エスティマがぁ~!
仕事の引継ぎや、入院の準備がとの言い訳で2日後の入院を約束し帰宅。ディーラにも早速連絡したのですが、やはりいきなり先送りとのことで不信感をもたれたみたいです。でも先送りになって一番辛いのは自分、ましてや最低2週間も監禁かよ・・・入院直前にでも契約してしまおうか・・・等とも考えましたがもちろんそれは無理なわけで(笑。買い込んでいたエスティマに関する雑誌や本をバックに詰め込み入院となったのです。
入院期間中は特別手術とかがあったわけではないのですが実に辛かった。
血糖値が高いだけで怪我をして動けないとか、気分が悪くて動けない等と言う症状が無いのにすることが無い!そう、糖尿病の入院生活というのは三度の食事前と寝前のインスリン注射、カロリー計算された少量の食事、規則正しい生活(これは入院者全員かな(笑))のみです。後は糖尿病の教育入院されている方々に混ざって講義をいくつか受けることと、週数回の検査だけでした。
ヒマ、本当にヒマ。毎日毎日仕事に終われる日々からいきなりの変化で入院1時間後にはすでに飽きていました。入院時に約2週間ほどとは言われてはいましたが、それはあくまで教育入院の方のスケジュール。自分の場合はインスリン療法で血糖値が落ち着いたら・・・という条件付だったもので、先が見えない分、苛立ちと不安との戦いも大変でした。ディーラーの営業さんを焦らすはずが自分が焦らされる羽目になったのです(笑)。
毎日全ての尿を採取され、毎日血糖値を計られ・・・まさに『闘尿』の日々が続きました。
境界型と言われる正常?糖尿?という人たちは散歩等軽度の運動をし、何かをして血糖値を下げるということもできます。ですが血糖値が高い自分の場合は、運動もある意味制限され本当にインスリンと食事によるコントロールの結果を待つことしかできません。 睡眠もインスリンの効きに影響があると効きましたが、もともと大食いの自分、9時半消燈とはいえその時間にはすでに空腹になっており、なかなか寝付くこともできませんでした。
努力しても早々血糖値には反映されず、ある意味投げやりになりそうだった中支えとなってくれたのはエスティマです。自由な時間が多い分、逆に雑誌を隅から隅まで眺めて本当にエスティマがいとおしく感じました。お見舞いにきて下さった方が持ってきてくれたトミカのエスティマを毎日眺めながら早くエスティマに乗りたい、その気持ちがある意味自分の目標になり、また支えになり・・・劇的な改善は見られませんでしたがインスリン投与の血糖値も落ち着き始め2週間よりは数日延びましたが無事退院の運びとなりました。
退院後その週の日曜に直ぐにディーラーへ。オプションの見直し・下取り再査定・値引き額の再交渉を行い、見積り額を再度算出してもらいました。そしてその翌週、変な血糖値にならないように慎重に慎重になりながらディーラへ再度足を運び、ついに契約となったのです。04年2月23日。構想から約3ヶ月弱。欲しいものは衝動買いに走る自分としては異例の時間がかかりました。
そして 納車は3月20日。本当に長かった。契約後特に何も動くことができずになにを弄っていくか?なにを交換するかという夢を抱くだけで実車がない分何もできずに本当に長かった。何もできずにすごした入院生活と同じくらい。。。
実は焦らされる要因となった糖尿病もエスティマ購入の確定要素にもなったのです。退院後もまだまだインスリン自己注射は続けねばならず、外食となると店内での食前注射には抵抗があったのです。逆に店に向かう前に注射してから出かけるという手段もありますが、オーダーから配膳までの時間を含んで半径30分以内(注:インスリン注射開始当初は超速攻型ではなかったため。現在は食事の直前に注射できる超速攻型を使用しています)のお店に限られる(実質数分の移動時間しかない!)ので無理。ともなると駐車・・・もとい注射の打ち易いスペースのある車をとのことで家族にも言い訳できました(笑。実際2列目のキャプテンシートはテーブルまでついて実に注射し易いです。広さは言うまでも無く・・・。
こうして自分のエスティマライフが始まりました。
走行記録
納車年月日:
納車時走行距離:
買取契約完了日:
買取時最終走行距離:
総走行距離数:
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