海水魚【Fish breeding struggle record】
管理人が求め続けた大自然の縮図がここにある。「海水」を作り出すため、流した汗と涙は計り知れない…。しかしそれは、「ヒト」が踏み込んではいけない領域だったのだろうか…。※既にタンクが崩壊しているため、デザイン及び追記することはありますが、新種追加、新規のメンテ情報の追加はありません。ANGEL FISH
一個人としては基本的にケントロが好きです。育てる魚としてではなく、食べる魚に同額をつぎ込んでいればそこそこなグルメ道を極められたのではないでしょうか?
フレームエンゼルフィッシュ
学名:Centropyge loricula
一番ウチのタンクに存在した魚ですね。最初はそんなに気を引かれなかったのですが、クリスマス産の個体を見てから…。一度2匹同時に導入したことがありましたが、やはり強者弱者の差が出てまいりました。でも隠れ場所さえ提供してやれば何とかなるかも?
価格的には初心者には高価な部類に入るでしょうが、全般的に青白いタンク内に鮮明な赤は非常に綺麗です。
■分布:中西部太平洋 食性:植物性ペレット・動物性ペレット 体長:8cm 難易度:簡単
マルチカラー・ピグミー・エンゼルフィッシュ
学名:Centropyge multicolor
この魚も最初は興味なかったんですが・・・よくよく見れば白い体に美しい柄…奥が深い…。ウチは1度だけ導入しましたが…如何せん高いのと、良い個体はなかなか。お店側もこの魚入れたところで売れなければってのもあるんでしょうが…。神経質の様ですが、環境さえ整えてやれば比較的容易かと。
■分布:中部太平洋 食性:植物性ペレット・動物性ペレット 体長:10cm 難易度:簡単
画像はアクアノート【(C)2007 2008 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.】のものです
ココス・ピグミー・エンゼルフィッシュ(イエローヘッドエンゼルフィッシュ)
学名:Centropyge joculator
以前は貴重種として扱われていましたが、最近では比較的目にする機会の増えた一種です。眼のまわりのブルーの色彩が、とても特徴的です。
丈夫で餌付きもいいとの情報で、勢いで購入…、多分購入した価格としては最高額かと…いや、多分ではなく絶対に。
導入時は元気で、水槽にもすぐ馴染んだのですが、何故か1週間後位に急にクルクル回りだし(背骨が曲がって固定?)、★に…。
■分布:東部インド洋のココス島・クリスマス島 食性:植物性ペレット・動物性ペレット 体長:10cm 難易度:簡単
ルリヤッコ
学名:Centropyge bispinosa
その風貌から、淡水のドワーフグラミーのイメージが払拭できなかったんですが、その価格と飼い易さから導入。
結局の所、ポピュラーさ故に、よく見ると個体それぞれの個性があり、最終的には店舗に入荷のたびにチェックしてしまうまでに至りましたw。
■分布:中部太平洋~インド洋 食性:植物性ペレット・動物性ペレット 体長:10cm 難易度:簡単
エイブルズエンゼルフィッシュ
学名:Centropyge eibli
ヤッコ水槽化にはまったときに導入。しいて言えばナメラヤッコと外観は似ておりますが…。イメージが薄い…(*´ω`*)。。
■分布:インドネシア~スリランカ 食性:植物性ペレット・動物性ペレット・アサリ 体長:12cm 難易度:普通
ナメラヤッコ
学名:Centropyge urolikii
サンゴ礁域など、サンゴの豊富なところで生息しています。飼育も容易で、人工飼料にもよく慣れます。価格もこなれており、初心者にも向いているかと。
■分布:西部太平洋~インド洋 食性:植物性ペレット・動物性ペレット 体長:12cm 難易度:簡単
ヘラルドコガネヤッコ
学名:Centropyge heraldi
古くから親しまれているポピュラーな種類で、全身の黄色がとてもキレイな小型のヤッコで、飼育も容易です。フィジー産の個体は背びれ後端が黒くなっており、こちらは高価です。その黄色い体からレモンピールと混同しやすいですがレモンピールの方は鰭と眼の周りなどに鮮やかなブルーがあります。
■分布:西部太平洋~インド洋 食性:植物性ペレット・動物性ペレット 体長:12cm 難易度:普通
チャイロヤッコ
学名:Centropyge flavicauda
これは小型ヤッコ全制覇を目指して導入した個体です。あでやかなヤッコ類の中でシックなこの子もなかなかオツなモンですよ。
■分布:西部太平洋~インド洋 食性:植物性ペレット・動物性ペレット 体長:8cm 難易度:簡単
アブラヤッコ
学名:Centropyge tibicen
非常に臆病者で餌付けがなかなか…。体の白い紋と腹ビレのイエローが印象的な個体でした。
■分布:西部太平洋 食性:植物性ペレット・動物性ペレット 体長:10cm 難易度:普通
オハグロヤッコ
学名:Centropyge nox
別名ミッドナイト・エンゼルといわれるだけに全身真っ黒なケントロです。これもヤッコ水槽化に向けて導入しましたが、神経質なヤッコで他のケントロに負けてしまい、なかなか姿を現さないまま★になってしまいました。
■分布:西部太平洋 食性:植物性ペレット・動物性ペレット・アサリ 体長:10cm 難易度:難しい
ニシキヤッコ(インド洋産)
学名:Pygoplites diacanthus
アクアリウムフィッシュとして古くから登場し、その派手な色彩から人気の高いヤッコです。水質の悪化によって病気が発生することがあるので、清浄な水質を保つことが秘訣です。ウチの場合は1匹目はちょっと衝動買いで導入、二匹目は水槽が落ち着いてからだったので結構長生きしましたが結局成長という成長は見られないままでした。インド洋産の個体は少し柄が違います。
■分布:西部太平洋~インド洋 食性:植物性ペレット・動物性ペレット 体長:22cm 難易度:普通
ロックビューティー
学名:Holacantbus tricolor
大胆な体色のパターンをもった大西洋産のキンチャクダイ類。基調色は黄色で、幼魚では眼状斑状の模様が入り、成長とともにその黒い色彩が体側に広がってきます。デリケートな面を持っているので、混泳にはおとなしい魚が向いています。店頭で見かけたときのサイズは小型ケントロ類と同じくらいだったので勢いで導入したものの成魚のサイズが大型だったことに驚愕しました。なかなか元気のいい個体だったのですが、大型化を心配するまでもなく★になってしまいました。
■分布:西部太平洋 食性:植物性ペレット・動物性ペレット 体長:30cm 難易度:簡単
画像はアクアノート【(C)2007 2008 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.】のものです
スクリブルド・エンゼルフィッシュ
学名:Chaetodontoplus dubowlayi
オーストラリアを代表するキンチャクダイの仲間です。人工飼料に慣れやすく飼育者にもなつき、とても丈夫な種類です。こいつも前述のロックビューティーと同様に成魚サイズを知らないまま導入したもののこちらも成長が見られないまま★に…。
■分布:オーストラリア沿岸 食性:植物性ペレット・動物性ペレット 体長:35cm 難易度:簡単
画像はアクアノート【(C)2007 2008 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.】のものです
チリメンヤッコ
学名:Chaetodontoplus mesoleucus
古くからマリンフィッシュとして親しまれている、ポピュラーな存在ですが飼育下ではややデリケートな面をもっていて、口の大きさにあわせた餌を与えてやる必要があります。基本的にキートドントプルス類は好きな部類なのですが、全般に鱗が他のキンチャクダイよりも細かく、肌が弱いため白点の発生に留意する必要があります。ウチの子もそれに漏れず、後述のホシゾラヤッコもろとも白点が発生し星になってしまいました。
■分布:西部太平洋 食性:植物性ペレット・サンゴ注意 体長:15cm 難易度:難しい
ホシゾラヤッコ
学名:Chaetodontoplus chrysocephalus
灰~黒のグラデーションがかかった体にきめ細かい青の斑点が入った非常に美しい体で、泳ぐ姿は尻ビレの黄色が印象的な魚です。キートドントプルス類に属しており、前述の通りうちの子は斑点よりも白点が目立つようになり★になってしまいました。
■分布:フィリピンを中心とする西部太平洋 食性:植物性ペレット・動物性ペレット 体長:20cm 難易度:普通
画像はアクアノート【(C)2007 2008 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.】のものです
GOBY
体積のあるほかの魚たちと対照的にスレンダーなスタイルながらそのしぐさは飽きません。
ハタタテハゼ
学名:Nemateleotris maguniffica
その名の通り、背ビレを旗のように立てた姿が特徴的で美しくおとなしい魚で、非常に人気があります。価格もこなれており丈夫で人工飼料にもすぐ餌付くハゼです。中層域をのんびり泳ぐ姿に惚れて導入しました。簡単といえど大人しい魚で他の魚たちに驚かされて★になっては導入を繰り返し、結局3匹ほど購入しました。
■分布:中部太平洋~東部アフリカ沿岸 食性:動物性ペレット 体長:8cm 難易度:簡単
アケボノハゼ
学名:Nemateleotris decora
ハタタテハゼと同じような分布ですが、やや生息深度が深く入荷量も比較的少ないといため価格はちょっと高価です。流されてくる浮遊物を捕食し、飼育下では人工飼料にもよく慣れ飼育しやすいですが、やや臆病な面があります。十分な隠れ家のあるリーフアクアリウムのような環境での飼育が適しています。ウチではその値段から導入は遅れましたが1匹はなかなか長生きしてくれました。
■分布:中部太平洋~インド洋 食性:動物性ペレット 体長:9cm 難易度:簡単
ヤノダテハゼ
学名:Amblyeletoris yanoi
とても美しいダテハゼの仲間で、尾ビレにレッドスポットが入るのが特徴です。この魚は水槽立ち上げのパイロットフィッシュがこなれてきた頃に導入、最終的にタンクが崩壊するまで息の長い付き合いとなりました。
■分布:西部太平洋 食性:ベントス食性 体長:9cm 難易度:簡単
ギンガハゼ
学名:Cryptocentrus cinctus
丈夫で飼いやすい種類です。一定の間にテリトリーを作り進入者を攻撃します。インドネシアから輸入されるのはコガネタイプが多く、日本では2タイプが混生していて各パターンのペアが見られます。ウチではその価格から★になっても何度か導入。真っ白な底砂の上をと細か動くその姿は愛嬌がありました。
■分布:西部太平洋 食性:動物性ペレット 体長:8cm 難易度:簡単
ミズタマハゼ
学名:Valenciennea sexguttata
白い体に、ほほに青い水玉模様が入るハゼの仲間です。砂を口にくわえ、中の有機物を食べるベントス食性で、水槽内の砂のクリーニングする目的で導入していました。効果はさておき、コケが発生し始めた砂底を攪拌してくれるので見栄えはキープしてくれてました。
■分布:紅海、インド洋、中・西部太平洋 食性:ベントス食性 体長:10cm 難易度:簡単
オトメハゼ
学名:Valenciennea puellaris
サンゴ礁の砂底でペアで生息している美しいハゼです。水質悪化に弱いので、定期的な水換えが大事です。こちらも他に漏れず水槽が落ち着く前に導入してしまったために早々に★になってしまいました。
■分布:西部太平洋~紅海 食性:動物性ペレット 体長:15cm 難易度:簡単
画像はアクアノート【(C)2007 2008 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.】のものです
キイロサンゴハゼ
学名:Gobiodon okinawae
小型で可愛く、全身黄色の美しい人気のあるハゼです。慣れればフレーク状の人工飼料もよく食べるとのことでしたが、ウチでは食事をする姿を見た覚えがありません。残った餌をどこかでこっそり食べていたのかもしれませんが。無脊椎動物やサンゴ類と一緒に飼育すると調子がよいとのことで、ウチでもハナヤサイサンゴなどハードコーラルを隠れ場所と兼用でテリトリーとしていました。
■分布:中西部太平洋 食性:動物性ペレット 体長:3cm 難易度:簡単
パンダダルマハゼ
学名:Paragobiodon lacunicolus
白と黒のパンダ模様が可愛らしい超小型のハゼです。ウチには1.5cm程度のサイズのものを導入、前述のキイロサンゴハゼと共にハナヤサイサンゴの隙間をテリトリーとしていて、見ていると非常に和みましたがいつの頃からか姿が見えなくなってしまいました。
■分布:太平洋~インド洋 食性:藻 体長:3cm 難易度:難しい
DAMSEL FISH
基本的に海水タンクを始めるきっかけとなったのがカクレクマノミなのですが、クマノミ以外のスズメダイなどはそんなに興味はありませんでした…(汗。
カクレクマノミ
学名:Amphiprion ocellaris
本属中では最も人気のある種類です。クマノミの仲間では最もおとなしい種類であり、他のクマノミとの同居は控えたほうがいいです。飼育は容易で入門種としては最適です。センジュイソギンチャクやハタゴイソギンチャクとよく共生しています。導入はタンク立ち上げの極初期に、パイロットフィッシュがこなれた頃から飼い始めました。養殖のものになるとイレギュラーバンドなど、面白い個性を持った個体を探すのは実に楽しいものです。基本、ディズニーは好きではないので某アニメ映画に影響されたわけではなく、この子達の特徴的な泳ぐ姿に惹かれたからですね。
■分布:西部太平洋~東部インド洋 食性:植物性ペレット・動物性ペレット 体長:8cm 難易度:簡単
ハマクマノミ
学名:Amphiprion frenatus
トマトの愛称で親しまれているクマノミです。自然下では特にタマイタダキイソギンチャクと共生しています。人工飼料など、何でもよく食べ飼育しやすく丈夫です。
■分布:西部太平洋 食性:植物性ペレット・動物性ペレット 体長:13cm 難易度:簡単
レッドサドルバック・アネモネフィッシュ
学名:Amphirion epphippium
その体色から「インド・トマト」と呼ばれています。ハマクマノミやクロハマクマノミに似ていますが、本種は頭部の白色横帯が無いことで区別できます。生後2~3ヶ月の幼魚は体側に白帯が見られます。タマイタダキイソギンチャクに共生します。ただしイソギンへの執着は薄く、水槽全体のボスと化していました。多分この属の中で一番気性が荒かったと思われます。
■分布:東部太平洋 食性:植物性ペレット・動物性ペレット 体長:14cm 難易度:簡単
画像はアクアノート【(C)2007 2008 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.】のものです
ルリスズメダイ
学名:Chrysiptera cyanea
コバルトスズメの通称で親しまれている、ポピュラーなスズメダイです。サンゴ礁の波打ち際や、足の立つような場所で普通に見られます。成熟するとテリトリー意識が強くなります。
ホントはスズメダイについては、淡水のグラーミィに似ている印象が強くそんなに興味が無かったのですが。動物の命をもてあそんだつもりは無いのですが興味がでて導入しました。
分布:西部太平洋~東部インド洋 食性:植物性ペレット・動物性ペレット 体長:8cm 難易度:簡単
シリキルリスズメダイ
学名:Chrysiptera parasema
ルリ色の体に黄色の尾のコントラストが美しいスズメダイの仲間です。ポピュラーな小型のスズメダイで、この仲間としては比較的おとなしく飼育しやすいため、人気も高いです。
ルリスズメダイよろしく、興味が無かったといってしまえば・・・ただ、黄色は淡水では味わえない美しさがありますので…。
■分布:西部太平洋 食性:植物性ペレット・動物性ペレット 体長:5cm 難易度:簡単
ロイヤル・デムワーゼル(アズァーデモイゼル)
学名:Chrysiptera hemicyanea
シリキルリスズメの腹部まで黄色い色彩が入っている種類です。
コイツを導入したのはただ一度、一匹だけですがタンクメイトとしての導入…。タンクメイトとはいえ黄色の部分が多く、それと相反して深いブルー、眺めてみると味わい深い魚でした。ただ、ショップで目にしたのはタンクを立ち上げる時のみでその後見かけることはありませんでした。もし見かけていれば数匹導入していたかもしれません。
■分布:インドネシアと東部インド洋の一部 食性:植物性ペレット・動物性ペレット 体長:7cm 難易度:簡単
画像はアクアノート【(C)2007 2008 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.】のものです
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