管理人について【夏炉冬扇】

管理人gooseとは?空気を読めない無用の事物。ここにいてすみません。生まれてすみません。

An eventfull life

アクシデント。それは突然やってくる。事故、病気・怪我、そして事件。他の人より変なアクシデントは多いかも。そんな出来事を綴ってみました。

運命のダダダダ~ン。

 まず最初は、オレの人生を狂わせたとも言っても良いくらいの事故かな(笑。それはまだセピアに乗っている時代。さらに大学に入り立ての18歳の6月。しかも大学の構内で先輩の車にひかれた(笑。 その日、サークルで夜遅くまで先輩のプレイを見学させてもらってて、腹も減ったし飯でもってことで部室から出たところで。オレは元チャ、先輩はファミリア(因縁か?)。で、オレが先にエンジンかけてそこら辺をくるくる回ってたら、先輩がおちゃらけて追いかけてきたの。で、もちろんチャンバーなんか付けてないオレはすぐ追いつかれるわけで。で、芝生の斜面のローンに逃げ込んだの。で、運が悪く、初夏の夜中だったので思いっきり芝生は夜露に濡れてたわけで。
 入ってすぐにロックかまし気味になったのでやばいなと思ってすぐ抜けようと思ったんだけど、そんな状態だから下手なアクセルとかハンドル裁きは出来ない。でも先輩は車だからそんなことも知らずに煽りをくれて追いかけてくる。そんな中焦りの隙をついてオレは転倒。もちろんテール・トゥノーズだった先輩の車もつっこんでくる。さらに車も夜露でロックしてしまい制動もきかずにオレの上に。。。オレは横向きに転がってたので見事にファミリアの下敷きになったのでした。そのときの状況。転がった時点で“まさか”とか思ってたんだけど、見事に車は突っ込んできて、ライトが見えたと同時にファミリアの腹が見えてた。
 着けていたフルフェイスのメットもベルトをしてなかったおかげでバンパーで跳ねとばされて脱げてたし。先輩もオレが下に巻き込まれてるんだからすぐ移動してくれたらいいのに、何を思ったかわざわざ降りてきてくれて“大丈夫か?×2”って(笑。こっちは真上に車がいる状態。力を抜くともう息が吸い込めない状態になるのは分かってたので、半分力んだ状態で“車下がってください”ってつぶやく状態で。結局その声が届いて先輩が車動かしてもはまり込んでるから引きずられる状態で(笑。あん時は死ぬかと思ったね。で、結局抜けてからそのひかれた車で救急病院に運ばれて。即レントゲンとか検査されたんだけど、その日は土曜日で内科の先生しか居らず、“脱臼してるけど月曜日にまたいらしてください”って(医者かあんたは?)。で、腕を固定されたままで月曜日にもう一度いったらレントゲンの結果、“肩入ってますね”だってさ(笑。
 結局ケガとしてはその脱臼らしきものくらい。後はメットが脱げたときにピアスが引きちぎれた状態だったみたいで、耳からの出血?ここで強調しておきたいのは上にもあるようにひかれたってこと。ひいた先輩はバンパーの先に引っかかってたっていいきってたけど、現にオレのTシャツには見事にタイヤの後が付いてたんだよ。しかも先輩のファミリアはアスティナで車高も低かったし。前後輪でひききられたわけじゃないけどタイヤは確かにオレに跡を付けてくれてました。

アヒルが空を飛ぶ日。

 で、2回目の事故。上記の事故の2週間後にあいましたw。その日は先輩(上記とは別)のライブがあるので、そのクルーとして働くべく待ち合わせの部室に吹っ飛んでいってたの。 で、もう学校の門につくなってところで見事に巻き込まれた(笑。 つーのも、うちの学校、敷地が広くて門がイッパイあんのね。で、オレが曲がろうと思ってたところの一つ手前の門で併走していた車が左折してきて。見事にその横っ腹に突っ込むカンジでオレは数メートル吹っ飛ばされました。で、打ち所は良かったのかすぐに起きあがったんだけど、運転手ももちろんすぐ降りてきてお約束の“大丈夫ですか?”って(笑。で、確かにそのときは“私、後方確認していなかったので”っていってたのでまぁ、先輩との待ち合わせに遅れることが何よりも怖かったオレは連絡先だけ聞いてすぐ学校に向かおうとしてたの。でも、現場は思いっきり国道で目撃者が多く、当時珍しかった携帯で救急車呼んでくれた人とかも居て結局は歩いて救急車に乗っちゃった(笑。しかも救急車の中では座ってたしw。で、そん時の負傷は着地の時に打った左肩の打撲のみw。その数日後、もちろん事故扱いになってたので警察と実況検分に向かったんだけど、なんつ~か、今でもむかつくんだけど、“オレが猛スピードで突っ込んできたので巻き込んだ”ってことになってて。事故当時、“後方確認してなかった”っていってたオヤジは見事に警察に“後方確認した”と言いはってて。。。まぁ、その後の保険屋との話し合いでも、オレが吹っ飛んだ距離から割り出された速度で3:7になってしまったわけで。。。60キロとはいえ、結構飛ぶぉ実際。で、上記の事故とこの事故がオレの人生を狂わせたっつーのは、この事故の治療期間で学校のさぼり癖がついたって事。別にケガの治療とかって事で休んでたのではなく、原付がイッちゃって足がなくて面倒だったから行かなかったんだけどね(笑。原付が直ってきて学校に行ったらみんなびっくりしてた(笑。“学校の前で起きた事故でうちのクラスのヤツが死んだ” って事に話はふくらんでたみたいで(笑。それからは名実共に幽霊クラスメイトとなってしまったのでした。

高橋レーシング。

 で次の事故はバルカンになってからのこと。これはほぼ自損。まぁ、完璧に交通ルール守ってたわけじゃないけど、結構アホオヤヂの運転にはプツンと来やすかったオレの精神を逆なでするオヤヂのせい?オレが前をとろとろ走ってるオヤヂの車をよけようと、ウインカーをちゃんと出して右車線に車線変更しようとしていた矢先。オレはちゃんと早めにウインカーを出してたにも関わらず、そのオヤヂはオレが車線を移って加速しているさなかにウインカーなしで車線移ってきて。もう少しでオレがカマ掘るカタチになってた。で、かろうじてそれは避けたんだけどオレの頭はすでに熱くなっており、せめて一言だけでも文句いってやろうとベタ付けしてずっと煽ってたの。向こうも訳分かってか分からずか加速してどんどん逃げていく。俺もそれを追って煽る。しかし運悪く赤信号。車のストップランプで我に返ったものの普段ほとんど使わない後輪ブレーキを一気にかけすぎて後輪ロック。 見事に転倒。西部警察バリ(死語)に転倒したバイクと共に数メートル転がって。その時結構渋滞気味だったので転がりながらもマヂで思い出が走馬燈のように巡りながら“このままひかれるな。さようなら”とか考えてたの。で、転がりが止まってすでにあきらめが入ってたんだけど、なんも起こらない。さらに誰も声をかけてくれない(笑。目を開けて後方を見てみると、み~んな、オレをよけて通り過ぎていく(爆。呆然。で、“大丈夫かい?”って声で我に返ったんだけど、声をかけてきたのはその事故の元凶となったオヤヂ。さらにそのオヤヂは“あんなにスピード出してちゃあぶないよ”だって。。。愕然。オレはまだまだ頭冷めてなかったのでさっきの怒りを全部ぶちまけた。ケド、そのオヤヂは連絡先もなんもいわんままその場を逃げていきやがった。。。その後。オレはジーンズが裂けてめちゃくちゃ出血している左足を引きずりながら“コケた”っていう恥ずかしさでバカ力出たのかバイクを起こし、速攻バイトにむかったのであった。でもその後が悲しかった。っつ~のも、その日はバイト先のレンタル屋のリニューアルオープン日。キャンペーンがあり大忙しになるのは分かっていたのだが、取りあえず事情が分かれば店長も気を遣ってくれるだろうと思って出血したまま行ったの。だがしかぁ~し!店長が言い放った言葉は“まずいな。”だけ。心配の一言もかけてくれずに。その態度に再びプチンときたオレはやけも入って取りあえず病院行って来て戻りますから。と言ってしまった(笑。結局病院いってもいつものごとく足クビをひねったのと、膝の肉が少々えぐれていただけだったので良かったものの、そのまま右足が真っ赤に染まって裂けたままのジーンズで足を引きずりながらバイトしたのでした(しかも残業もね)。 あの時は夏場っつ~のもあり、外傷がなかなか治らずに苦労しましたわ。

目指せオリンピック鉄棒。

 で、4回目の事故は愛媛に戻ってバイクがGBになってからのこと。いつものように出勤のため家を出てちょっとしたワインディング道を走行していると前に携帯を片手にしたオネェちゃんのトロトロミラージュが。抜こうにも変にぎこちない曲がり方をしていたのでちょいとベタ付けして煽っていた訳です。んでちょっときつめの左カーブに差し掛かったときに!曲がったところに路駐していた車 を避けようとしたミラージュの前の車が急ブレーキを踏み、そしてミラージュが急ブレーキを踏み・・・。ワタクシメもおろかに前後ブレーキのバランスも考えられないままフロントブレーキをおもいっきり握ってしまい・・・でも間に合わず前輪ロックのままミラージュのリアバンパーに軽く当たり・・・。バイクは思いっきり逆ウイリー状態、そしてセパハンにより前傾姿勢で乗っているオイラも鉄棒の前回りのごとく一回転。しかも顔面から。更に悪条件は続きます。ジェットヘルだったのでグラサンをしていたのですがホントに顔面からイッてしまったおかげでグラサンのフレーム及びレンズで目を強打。今回も意識を失うことなく、直ぐに立ち上がり恥ずかしさから、まだ後輪がカラカラ回っているGBのキルスイッチを切り、起こして路肩に寄せました。両手・両足よし、意識はある、内蔵にも違和感は無い(無論鼓動は激しくなっていましたが)、でも顔が・・・。そんな中、一応ぶち当たってしまったのはオイラ、ハザード停車しているミラージュのネェちゃんの所へ行き早速示談交渉することにしました。
 一応バンパーを見ると、へこみ・塗装の痛み等は一切無かったんですが、GBのフロントフェンダーにつけていた風切版(MFPってカッティングしているヤツです) がザックリ刺さった状態になったようで3センチほど切り込んでいました。鋸で切りつけたように(笑)。そんな状態だったので、修理はどうするか聞いたところ、オネェちゃんもあせっていたのかこちらのバイクをみて0円で示談交渉成立。後で後悔することになったのですが、一筆書いてもらうことも無く、念のためにお互いの携帯番号を交換してその場は終わりました。
  フロントブレーキのキャリパーがイッちゃってたのかカラカラ何かが当たる音を聞きながら即帰宅。たった500mくらいの距離なのにその間にだんだん視界が狭くなってきます。家に帰って鏡を見てみると、顔面の左半分がすごいことに。左目は開かない位に腫れ、そして前述のグラサンのおかげでマブタをザックリ切っているようでひどい流血、頬・顎もばっくり腫れて。顎なんか左半分だけ銭形のとっつぁんのようになってました。移動できるだけの状態だったので救急車は呼ばずにタクシーにて救急病院へ。にもかかわらず、開院する微妙な時間帯だったため、上記の通りひどい顔なのに受付のおばちゃんは、待ち時間が云々言ってきます。軽い捨て台詞を残し、近くの別の総合病院へ。さすがですね、受付にて軽い問診を受けた後、即時各診療科への手配をしてくれました。眼科・外科・口腔外科・整形外科。こんなに診療科をはしごしたのは初めてです。診断の結果としては、顔面打撲とマブタの外傷のみ。ただし眼科では強い衝撃を受けているため将来的に網膜はく離の可能性ありとのことでした。
 治療を受け帰宅し、後から来る痛み(事故直後ってそんなに痛み感じないんですよね、なぜか)と戦っている中、夜になって事故相手のオネェちゃんから電話。やっぱり修理代出して欲しいとのこと。まぁ、読めてはいたんだよね。ネェちゃん一人が事故った場合、後になって彼氏とか友達とかに入れ知恵されて請求してくるのは。でも、聞いているとバンパーの取替えとか言ってきます。確かにこちらがカマ掘ったので修理代出費は免れないでしょう。でもなんか腹が立ったので知り合いの交通課の人に検証してもらうことにしました。もちろん結果は0:10でこちらが悪いことになりましたが(汗)。
 ただ、ホント3センチの傷でバンパー全体の交換は認められないので、こちらの知り合いの修理工に出してもらうように要求しましたが、相手はちゃんとした三菱のディーラーに持ち込むといいます。修理交渉はディーラーのサービスの人と話させてもらうこととし、それを認めました。結局、サービスの人はかなり良心的で、バンパー交換をしても色の違いが出るということでパテ埋め、塗装(バンパー全体の)で事故相手に話を進めてくれて数万の出費ですみました。そうです、ワタクシは任意保険というものに加入していなかったのです(汗。
 まぁ、後から思えば事故時の示談の際に一筆書かせておけばよかったなと思います(どこまで効力があるのかわかりませんが)。それと皆様、任意保険には加入いたしましょう。いや、マジで。

名も無い旅アヒルとでも言っておきやしょうか。

 事故というより相手にとって災いになったこともありました。  これまた朝の出勤時。オイラが直進していたところ脇道から一応スピードダウンして合流してこようとした原付が一台。こちとら直進だし減速してるからと思い、そのまま気にかけずに直進しようとしました。すると…
 何を思ったのか停止することも無く、見事にY字に合流してきましたよ原付が!。もちろん並行して体当たりを食らうごとく衝突。お互いコケることも無く 走り続けられる程度だったのですが、こちらの右ミラーの根元のねじが緩み曲がってしまいました(バーが曲がったわけではなく根元のネジが緩みブラブラになったってこと)。にもかかわらず原付は止まることも無く逃げるように車をぬって走っていきます。
 カチッ!
 はい、私は追いかけましたよ。今考えるとぞっとするすり抜けをしながら。何回か並走状態になったので「止まらりゃ~!」と叫びながら原付の車体(シートのしたぐらい?)に数回蹴りを入れてましたが相手は逃げ続けます。出勤途中だったため、かなりプルプルきた状態でしたが、追走はほどほどにしナンバーをチェック。
 呪文のごとくナンバーを復唱しながら会社へ。社長に事情を話し、即警察へ当て逃げの捜査依頼。その日の夕方には相手車両が見つかり出頭指示を出したのでオレにも来いとのこと。?!でもなんか変。あきれた口調でやる気なしの対応。なんでだ?
 夕方、指定の時刻に警察署に行った所、すでに相手はきているとのこと。ただし相手に会う前に話をと言われ別室へ。
  警官:キミ、追いかけるときに何かしなかった?
  オレ: ・・・止まれの指示を出しました
  警官:それだけ?
  オレ:いや、蹴りを少々。。。
  警官:キミ、どんな格好をしてた?
  オレ:出勤のため普通の格好をしていましたが?
  警官:ふ~ん。メットは?
  オレ:このメットですよ。
  警官:それだけ装着?
  オレ:。。。いや、寒さしのぎでこのマスク(カラスマスク)をしていました。。。
  警官:あのね、相手の子、かなり身の危険を感じたらしいんだよ。現実に原付のボディ傷いってるし。
  オレ:はぁ・・・
 結局、通勤するときだろうが私服だったわけです。カラスマスク&キャッツアイグラサンをしていた自分が叫びながら蹴りを入れたことによりなんか変な誤解を受け危険を感じたために逃げたとのこと。現実に原付のボディ(フェンダー?プラスチックの部分)にはオイラのブーツの蹴り跡があり、若干なりとも割れてました。警官いわく、確かに相手の子はぼぉ~っとした感じの子で突っ込んできたのもわかる。でも、これを刑事事件にしたところで、君が蹴りを入れたことにより器物破損とかでやり返される可能性もあるよ?任せるけどねとのこと・・・
 実際に相手に会うと20前くらいの本当にぼぉ~っとしたオニイちゃん。直ぐに謝罪して来ました。お互いのバイクの傷の確認になったときにそのオニイちゃんは「修理させてください」と言いました。「いいよ、修理は」と言ったところ、どうも話を詳しく聞いてみると、その青年もバイクが本当に大好きで買うためにボロボロの原付に乗り続けバイトして貯金している金があるから・・・といいます。 でも、おいらの頭の中には先ほどの警官の助言が頭ン中にあります。言ってやりましたよ、オレは。

オレ:いいよ、本当に修理は。キミが本当にバイクが好きだということを信用しよう。バイクは本当にいいノリモンだぜ。その貯金で早く買えると良いな!」

ってねっ。くぅ~、カッコいいぜオレ!表面だけ見ればw。 結局無償の示談とし、こちら側の被害としてはフロントサスのピストンケースに軽い擦り傷、ミラーにちょいとした擦り傷程度でした。
 でもね、皆さん、当て逃げはいかんよ、逃げちゃ

世界で孤独を感じた日。

 COMING SOON...