こ【鉄】ちゃん

我が青春の集大成ともいえるJR北海道に遥か彼方、四国から熱きオマージュを捧げ、基本的なデータをまとめてみました。

寝台特急列車

寝台特急カシオペア
EF510形電気機関車500番台
EF510形電気機関車500番台
ED79形電気機関車
DD51形ディーゼル機関車
E26系客車スロネフE26
E26系客車カハフE26形
E26系客車カヤ27形

基本データ

●運行鉄道事業者 JR東日本
●列車種別 特急列車【臨時列車】
●運転区間 上野駅~札幌駅
●経由線区 東北本線・いわて銀河鉄道線・青い森鉄道線・津軽海峡線・函館本線・室蘭本線・千歳線
●使用車両 E26系客車・EF510形電気機関車・ED79形電気機関車・DD51形ディーゼル機関車
●運転開始日 1999年7月16日

停車駅

上野駅~大宮駅~宇都宮駅~郡山駅~福島駅~仙台駅~【一ノ関駅】~【盛岡駅】~〔青森駅〕~〔蟹田駅〕 ~函館駅~森駅~八雲駅~長万部駅~洞爺駅~伊達紋別駅~東室蘭駅~登別駅~苫小牧駅~南千歳駅~札幌駅
 【 】は下りのみ停車。〔 〕は運転停車。

使用客車

スロネフE26マシE26スロネE26スロネE27 100番台
spacerスロネE27 400番台スロネE27 300番台スロネE27 200番台スロネE27
spacerスロネE27 400番台スロネE27 300番台スロネE27 200番台カハフE26

 JR東日本尾久車両センター所属のE26系客車12両編成で運転されています。12両編成のうち10両が客車で、すべて2階建寝台車車両となっています。寝台はすべて開放式の設定がないA寝台で、さらにいくつかの仕様に分けられています。このほか、ダイニングカー(食堂車)を1両、さらにラウンジカーが1両連結されています。
 編成の向きは1号車が上野方、12号車が札幌方を基本としていますが、津軽海峡線では編成方向が反転します。

牽引機関車

●EF510形電気機関車500番台(田端運転所所属) 上野駅~青森駅間
 EF81形電気機関車に換わり、2010年6月25日より牽引を開始しました。一時期には「北斗星色」塗装の車両が「北斗星」と兼用で使用されていましたが、2010年7月23日よりE26系客車に準じたシルバーメタリックの車体に流星と五本帯を入れた「カシオペア色」塗装機が使用されるようになりました。spacer
●ED79形電気機関車(函館運輸所青函派出所所属) 青森駅~函館駅間

spacerED79形電気機関車

●DD51形ディーゼル機関車(函館運輸所所属) 函館駅~札幌駅間

spacerDD51形ディーゼル機関車DD51形ディーゼル機関車

 青を基調とし流星マークを付けた「北斗星色」塗装機が使用されています。運転区間内に急勾配区間が介在することや、他の高速列車へダイヤの影響を与えないようにする点から常時重連運転が行われています。

運転概況

 下りは上野発火・金・日曜日、上りは札幌発月・水・土曜日のみの運行となっていますが、ゴールデンウィークや夏季、および年末年始は、曜日に関わらず2日に1本運行されます。毎年10月下旬から12月上旬にかけては車両の点検・整備のため運休になります。

寝台特急北斗星
EF510形電気機関車500番台
ED79形電気機関車
DD51形ディーゼル機関車
24系25形客車
24系25形客車マニ24

基本データ

●運行鉄道事業者 JR東日本・JR北海道
●列車種別 特急列車
●運転区間 上野駅~札幌駅
●経由線区 東北本線・いわて銀河鉄道線・青い森鉄道線・津軽海峡線・函館本線・室蘭本線・千歳線
●使用車両 24系客車・EF510形電気機関車・ED79形電気機関車・DD51形ディーゼル機関車
●運転開始日 1988年3月13日

停車駅

上野駅~大宮駅~宇都宮駅~郡山駅~福島駅~仙台駅~〔盛岡駅〕~〔青森信号場〕~〔蟹田駅〕~函館駅~森駅~[落部駅]~八雲駅~長万部駅~洞爺駅~伊達紋別駅~東室蘭駅~登別駅~苫小牧駅~南千歳駅~札幌駅
 〔 〕は運転停車。[ ]は下りのみ運転停車。

使用客車

オハネフ25オハネ25 560番台オハネ25 560番台オハネ25 560番台563
spacerオハネ25 550番台スハネ25 500番台スシ24 500番台オロネ25 500番台
spacerオロハネ25 550番台555オロハネ25 550番台オハネフ25カニ24 500番台
 
オハネフ25 200番台オハネ25 100番台オハネ25オハネ25 100番台
spacerオハネフ24オハ25 500番台スシ24 500番台オロネ25 500番台
spacerオロハネ24 500番台オロハネ24 550番台オハネフ25カニ24 500番台

 尾久車両センター及び札幌運転所所属の24系25形客車の12両編成で運転され、1~6号車にJR北海道所属車が、7~11号車にJR東日本所属車が組成されています。編成の向きは1号車が上野方、12号車が札幌方を基本としていますが、津軽海峡線では編成方向が反転します。
 JR北海道所属車両は個室寝台車(2~6号車)の車体側面にはエンブレムが描かれています。

牽引機関車

●EF510形電気機関車500番台(田端運転所所属) 上野駅~青森信号所間
 上野発2010年7月14日、札幌発2010年7月15日からEF81形電気機関車に換わり、「北斗星色」塗装の車両が牽引を開始しました。
●ED79形電気機関車(函館運輸所青函派出所所属) 青森信号所~函館駅間

spacerED79形電気機関車

●DD51形ディーゼル機関車(函館運輸所所属) 函館駅~札幌駅間

spacerDD51形ディーゼル機関車DD51形ディーゼル機関車

 青を基調とし流星マークを付けた「北斗星色」塗装機が使用されています。運転区間内に急勾配区間が介在することや、他の高速列車へダイヤの影響を与えないようにする点から常時重連運転が行われています。

運転概況

 上野~札幌間 1,214.7 kmを約16時間で1日1往復運転されています。運行距離はJR定期旅客列車の最長距離、全旅客列車においても「トワイライトエクスプレス」に次いで2位となっています。
 下りは、函館本線の落部駅で後続の「スーパー北斗1号」の通過待ちによる運転停車をします。

寝台特急トワイライトエクスプレス
EF81形電気機関車
ED79形電気機関車
DD51形ディーゼル機関車
24系25形客車
24系25形客車カニ24

基本データ

●運行鉄道事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
●列車種別 特急列車【臨時列車】
●運転区間 大阪駅~札幌駅
●経由線区 東海道本線・湖西線・北陸本線・信越本線・羽越本線・奥羽本線・津軽海峡線・函館本線・室蘭本線・千歳線
●使用車両 24系客車・EF81形電気機関車・ED79形電気機関車・DD51形ディーゼル機関車
●運転開始日 1989年7月21日

停車駅

大阪駅~新大阪駅~京都駅~(大津京駅)~[近江舞子駅]~敦賀駅~[鯖江駅]- 福井駅~(芦原温泉駅)~金沢駅~高岡駅~富山駅~直江津駅~長岡駅~新津駅~(村上駅)~〔酒田駅〕~[吹浦駅]~〔秋田駅〕~〔大館駅〕~〔弘前駅〕~〔青森信号場〕~〔蟹田駅〕~〔五稜郭駅〕~(札苅駅)~(上磯駅)~洞爺駅~(稀府駅)~東室蘭駅~登別駅~苫小牧駅~南千歳駅~札幌駅
 〔 〕は運転停車、[ ]は下りのみ運転停車、( )上りのみ運転停車。

使用客車

カニ24オハネフ25 500番台オハネ25 560番台オハネ25 510番台
spacerオハネ25 520番台オハネ25 520番台オハ25 550番台スシ24
spacerスロネ25 500番台スロフネ25 500番台

 宮原総合運転所に所属する内外装の改造を施した24系25形客車の専用編成(10両編成×3本)で運用されています。深緑に上下に銀色の縁取りがされた黄色の帯を1本締める独自の塗装が施されています。

牽引機関車

●EF81形電気機関車(敦賀運転派出所属) 大阪駅~青森信号所間

spacerEF81形電気機関車

 客車と同じ塗色の専用機関車を6両使用しています。spacer
●ED79形電気機関車(函館運輸所青函派出所所属) 青森信号所~五稜郭駅間

spacerED79形電気機関車

●DD51形ディーゼル機関車(函館運輸所所属) 五稜郭駅~札幌駅間

spacerDD51形ディーゼル機関車DD51形ディーゼル機関車

 青を基調とし流星マークを付けた「北斗星色」塗装機が使用されています。運転区間内に急勾配区間が介在することや、他の高速列車へダイヤの影響を与えないようにする点から常時重連運転が行われています。

運転概況

 JR西日本・JR東日本・JR北海道を跨ぎ、下り大阪発札幌行きは1,495.7kmを約22時間かけて、上り札幌発大阪行きは1,508.5kmを約22時間45分かけて運行する、名実共に日本一の長距離旅客列車です。1989年7月21日に団体専用列車として運行が開始され、同年12月に臨時列車に変更して寝台券の一般販売が開始されました。
 下りは月・水・金・土曜、上りは火・木・土・日曜に運転されていますが、ゴールデンウィークや夏季・年末年始・さっぽろ雪まつり期間中など繁忙期には毎日運転されています。このため、平日・土休日の区分が出来なくなることから臨時列車として扱われています。奥羽本線大久保駅(秋田県)と東海道本線桂川駅(京都府)付近の2か所にて「トワイライトエクスプレス」同士のすれ違いを見ることができます。

特急列車

特急スーパー白鳥・特急白鳥
485系電車3000番台 789系電車 785系電車

基本データ

●運行鉄道事業者 【白鳥】JR東日本・【スーパー白鳥】JR北海道
●列車種別 特急列車
●運転区間 八戸駅~函館駅
●経由線区 東北本線・津軽線・海峡線・江差線・函館本線(津軽海峡線)
●使用車両 【白鳥】485系電車3000番台・【スーパー白鳥】789系電車
●運転開始日 2002年12月1日

停車駅

八戸駅~三沢駅~野辺地駅~【浅虫温泉駅】~青森駅~【蟹田駅】~【津軽今別駅】~【竜飛海底駅】~【知内駅】~木古内駅~【五稜郭駅】~函館駅
 【 】は一部の列車のみ停車。竜飛海底駅は、見学者のみ乗降可能。

使用車両・編成

クロハ481 3000番台【画像はクハ481 3000番台】モハ484 3000番台モハ485 3000番台モハ484 3000番台
spacerモハ485 3000番台クハ481 3000番台
※上記編成は「はつかり」「つがる」のイメージを表示しております。

 「スーパー白鳥」はJR北海道の函館運輸所に所属する789系電車が、「白鳥」はJR東日本の青森車両センターに所属する485系電車の3000番台が使用されています。

運転概況

 青森県と北海道を結ぶ列車としては快速「海峡」が運行されていましたが、車両の老朽化などの諸問題から2002年12月の東北新幹線八戸駅延伸を機に、「海峡」を廃止して本州と北海道を結ぶ特急列車として本列車は運転を開始しました。八戸発着の列車は同駅で、号数を併せた東北新幹線「はやて」に接続するダイヤが組まれています。
 今後2010年12月4日に東北新幹線が新青森駅まで全通することに併せ、運行本数を現行に維持した上で運行経路を新青森~青森~函館間に変更変更されることになっています。

特急スーパー北斗・特急北斗
283系気動車
281系気動車
183系気動車

基本データ

●運行鉄道事業者 JR北海道
●列車種別 特急列車
●運転区間 函館駅~札幌
●経由線区 函館本線・室蘭本線・千歳線
●使用車両 【スーパー北斗】283系気動車・281系気動車・【北斗】183系気動車
●運転開始日 1965年11月1日

停車駅

函館駅~五稜郭駅~大沼公園駅~森駅~八雲駅~長万部駅~洞爺駅~伊達紋別駅~東室蘭駅~登別駅~苫小牧駅~南千歳駅~新札幌駅~札幌駅

使用車両・編成

キハ283キハ282 100番台キロ282キハ282 100番台
spacerキハ282キハ282 3000番台キハ283
キハ281キハ280 100番台キロ280キハ280 100番台
spacerキハ280キハ280 100番台キハ281
キハ183 1号車キハ182 2号車キロ182 3号車キハ182 4号車
spacerキハ281 5号車

【スーパー北斗】
 上り6・10・12・18・22号、下り1・3・9・13・17号は函館運転所所属のキハ281系、上り2・16号および下り7・21号は札幌運転所所属のキハ283系にて運転されます。基本的に7両編成で、多客期には9両に増結されます。
【北斗】
 上り4号・下り15号が最高速度120km/hのN183編成、それ以外は130km/hのNN183編成の函館運転所所属の183系にて運転されています。基本編成は5両編成で、多客期には最大10両に増結されます。

運転概況

 スーパー北斗は全区間を1日7往復、所要時間約3時間10分で、北斗は全区間を1日4往復を所要時間約3時間30分で運転しています。走行区間の殆どが線形改良区間で大半の区間で最高速度を出せるため、スーパー北斗の表定速度は100km/hを超え日本の特急の中ではトップクラスの速さを誇ります。

特急すずらん
785系電車

基本データ

●運行鉄道事業者 JR北海道
●列車種別 特急列車(エル特急):東室蘭~札幌・普通列車:室蘭~東室蘭
●運転区間 室蘭駅~札幌駅
●経由線区 室蘭本線・千歳線・函館本線
●使用車両 785系電車
●運転開始日 1992年7月1日

停車駅

《室蘭駅~母恋駅~御崎駅~輪西駅~東室蘭駅》- 鷲別駅~幌別駅~登別駅~白老駅~苫小牧駅~沼ノ端駅~南千歳駅~千歳駅~新札幌駅~札幌駅
《 》内は普通列車区間。指定席「uシート」車両含め、普通乗車券のみで乗車可能。

使用車両・編成

クモハ785サハ784モハ785モハ784 500番台
spacerクハ785

 2007年10月1日ダイヤ改正以後、札幌運転所所属の785系電車5両編成で運転されています。

運転概況

 東室蘭駅~札幌駅間を1日5往復、約1時間半で運転しています。道央・道南地区の都市間輸送に重点を置いているため、速達列車の「スーパー北斗」や「北斗」に比べて停車駅は多くなっています。東室蘭駅~室蘭駅間については普通列車として運転されています。
 

特急スーパーおおぞら
283系気動車

基本データ

●運行鉄道事業者 JR北海道
●列車種別 特急列車
●運転区間 札幌駅~釧路駅
●経由線区 函館本線・千歳線・石勝線・根室本線
●使用車両 283系気動車
●運転開始日 1961年10月1日

停車駅

札幌駅~新札幌駅~南千歳駅~【新夕張駅】~【占冠駅】~【トマム駅】~新得駅~【十勝清水駅】~【芽室駅】~帯広駅~池田駅~【浦幌駅】~【白糠駅】~釧路駅
【 】は一部列車のみ停車

使用車両・編成

キハ283キハ282キロ282キハ282 100番台
spacerキハ282キハ283

 現在、全列車が札幌運転所および釧路運輸車両所所属のキハ283系気動車で運転されています。2007年10月からは基本的に7両編成で運転されていますが2・13号については、2009年10月ダイヤ改正より6両編成に短縮されました。多客期は、基本的に座席指定席車が増設され最大11両で運転されます。

運転概況

 札幌~釧路間を1日7往復、平均は3時間40~50分程度で運転されています。特急「おおぞら」が1961年10月に北海道初の特急列車として室蘭本線・千歳線経由で函館~旭川間で運転が開始され、数々の統合・運行区間見直しが行われました。1997年3月に新型車両の投入を機に「スーパーおおぞら」と列車名が変更され、正式に札幌~釧路間を結ぶ特急列車として運転が開始されました。
 鹿などの野生動物との衝突事故がたびたび発生することがあり、自動放送でも下り列車の南千歳駅・帯広駅発車後、上り列車の釧路駅・帯広駅発車後に急ブレーキについての注意喚起がなされます。

特急スーパーとかち
283系気動車 261系気動車1000番台

基本データ

●運行鉄道事業者 JR北海道
●列車種別 特急列車
●運転区間 札幌駅~帯広駅
●経由線区 函館本線・千歳線・石勝線・根室本線
●使用車両 283系気動車・261系1000番台気動車
●運転開始日 1990年9月1日

停車駅

札幌駅~新札幌駅~南千歳駅~追分駅~新夕張駅~占冠駅~トマム駅~新得駅~十勝清水駅~芽室駅~帯広駅

使用車両・編成

キハ283キハ282 100番台キロ282キハ282
spacerキハ282 100番台キハ283

 釧路運輸車両所所属のキハ283系気動車の6両編成および、札幌運転所所属のキハ261系気動車の4両編成で運転されていますが、多客期などには普通車座席指定席が増結されることがあります。

運転概況

 1日5往復、全区間を最速2時間25分で運転され札幌・帯広間の都市間輸送を担っています。以前はキハ183系500番台で運転される「とかち」がありましたが、2009年10月に全列車がキハ261系1000番台に置き換えられ、札幌駅~帯広駅の列車名がすべて「スーパーとかち」に統一されました。

特急スーパー宗谷
261系気動車

基本データ

●運行鉄道事業者 JR北海道
●列車種別 特急列車
●運転区間 札幌駅~稚内駅
●経由線区 函館本線・宗谷本線
●使用車両 261系気動車
●運転開始日 2000年3月


停車駅

札幌駅~岩見沢駅~【美唄駅】~【砂川駅】~滝川駅~深川駅~旭川駅~和寒駅~士別駅~名寄駅~美深駅~音威子府駅~天塩中川駅~幌延駅~豊富駅~南稚内駅~稚内駅
【 】は1号のみ停車

使用車両・編成

キロハ261 100番台キハ260 200番台キハ260 100番台キハ261 100番台

 苗穂運転所所属のキハ261系気動車を使用し、基本的に4両編成で運転されていますが、多客期などでは6両編成で運転されることがあります。

運転概況

 1日に午前・午後のそれぞれ1往復、合計2往復が所要時間4時間56分~4時間59分で運転されています。
 1960年に準急「宗谷」として札幌~稚内間で運転開始し1961年の急行格上げを経て、2000年3月に新型車両を投入機に特急に格上げされ特急「スーパー宗谷」として運転されています。

特急サロベツ
183系気動車

基本データ

●運行鉄道事業者 JR北海道
●列車種別 特急列車
●運転区間 札幌駅~稚内駅
●経由線区 函館本線・宗谷本線
●使用車両 183系気動車
●運転開始日 1992年7月


停車駅

札幌駅~岩見沢駅~【美唄駅】~【砂川駅】~滝川駅~深川駅~旭川駅~和寒駅~士別駅~名寄駅~美深駅~音威子府駅~天塩中川駅~幌延駅~豊富駅~南稚内駅~稚内駅
【 】は上り列車のみ停車

使用車両・編成

キハ183 1500番台キハ182 500番台キハ183 1500番台

 札幌運転所所属のキハ183系気動車を専用車両に改造した3両で運転されています。
※画像はNN183を使用しています。

運転概況

 札幌・稚内駅間を所要時間5時間23分(上り)~5時間34分(下り)にて1日1往復運転されています。1992年7月に急行「宗谷」から1往復を急行「サロベツ」として分離し、2000年3月にキハ183系気動車が導入され特急格上げされました。

特急オホーツク
183系気動車

基本データ

●運行鉄道事業者 JR北海道
●列車種別 特急列車
●運転区間 札幌駅~網走駅
●経由線区 函館本線・宗谷本線・石北本線
●使用車両 183系気動車
●運転開始日 1972年10月2日

停車駅

札幌駅~岩見沢駅 -【美唄駅】 -【砂川駅】~滝川駅~深川駅~旭川駅 -上川駅 -【白滝駅】 -【丸瀬布駅】~遠軽駅~生田原駅~留辺蘂駅~北見駅~美幌駅~女満別駅~網走駅
 【 】の駅は一部の列車のみ停車
美唄駅・砂川駅:1・7・2・8号
白滝駅:1・7・2・6号
丸瀬布駅:1・6号を除く全列車

使用車両・編成

キハ183キハ182キロハ182キハ183

 札幌運転所所属のキハ183系気動車の4両編成で運転されます。

運転概況

 札幌・網走駅間を1日4往復、所要時間約5時間30分にて運転されています。

エル特急スーパーカムイ
789系電車1000番台 785系電車

基本データ

●運行鉄道事業者 JR北海道
●列車種別 特急列車 (エル特急)
●運転区間 札幌駅~旭川駅
●経由線区 函館本線・千歳線
●使用車両 789系電車1000番台・785系電車
●運転開始日 2007年10月1日

停車駅

札幌駅~岩見沢駅~美唄駅~砂川駅~滝川駅~深川駅~旭川駅

使用車両・編成

クモハ785サハ784モハ785モハ784 500番台
spacerクハ785

 札幌運転所所属の789系1000番台および同じく札幌運転所所属の785系で運転されています。普通車のみでグリーン車設定はありません。

運転概況

 札幌・旭川駅で1日28往復運転されており、このうち12往復は新千歳空港・札幌駅間を快速「エアポート」として直通運転が行われています。基本的に札幌・旭川駅間は30分間隔で運転されています。
 特急「スーパーカムイ」は、それまで運転されていた特急「スーパーホワイトアロー」と特急「ライラック」の2列車を統合し、2007年10月に運転を開始しました。

急行列車

急行はまなす
DD51形ディーゼル機関車 ED79形電気機関車 14系客車 14系客車

基本データ

●運行鉄道事業者 JR北海道・JR東日本
●列車種別 急行列車
●運転区間 青森駅~札幌駅
●経由線区 津軽海峡線・函館本線・室蘭本線・千歳線
●使用車両 14系客車・24系客車・ED79形電気機関車・DD51形ディーゼル機関車
●運転開始日 1988年3月13日

停車駅

青森駅~〈蟹田駅〉~函館駅~長万部駅~【伊達紋別駅】~東室蘭駅~【登別駅】~苫小牧駅~南千歳駅~千歳駅~新札幌駅~札幌駅
 大沼駅~森駅間は、青森行き列車が渡島砂原駅(砂原線)を、札幌行き列車が大沼公園駅(本線)を経由。【 】は上り列車のみ停車。〈 〉はねぶた祭り期間中下り列車のみ停車。

使用車両・編成

DD51スハフ14 550番台オハ14 550番台オハ14 550番台
spacerオハ14 550番台スハフ14 550番台オハネ25スハネフ14 550番台

 札幌運転所所属の14系客車および24系客車が使用され、札幌駅~函館駅間は函館運転所所属のDD51形ディーゼル機関車が牽引、函館駅~青森駅間は函館運転所所属のED79形電気機関車によって牽引されます。
 基本編成は自由席2両、指定席3両、B寝台2両の7両で運転され、多客時は最大12両まで増結されます。
 指定席車のうち、4号車の1両は横になって就寝できる「カーペットカー」、5・6号車の2両は「ドリームカー」と称し、改良したグリーン車用リクライニングシートを備えた車両が連結されています。

運転概況

 青森・札幌間を約7時間30分で結び、1日1往復を運行する。2009年3月14日以降、日本最北の定期急行列車、また北海道内・本州~北海道連絡系統の夜行列車で座席車を連結する唯一の定期夜行列車であり、さらには唯一の客車急行列車となっています。

快速列車

快速アイリス
キハ40系

基本データ

●運行鉄道事業者 JR北海道
●列車種別 快速列車
●運転区間 長万部駅~函館駅
●経由線区 函館本線
●使用車両 キハ40系
●運転開始日 1987年3月

停車駅

長万部駅~中ノ沢駅~国縫駅~黒岩駅~山崎駅~八雲駅~落部駅~森駅~大沼公園駅~七飯駅~大中山駅~桔梗駅~五稜郭駅~函館駅

使用車両・編成

キハ40

キハ40系1両(ワンマン運転)

運転概況

 長万部→函館を約2時間で結んで運転されていますが、2000年以降は長万部発函館行きの上り列車のみの設定となっています。

快速エアポート
721系電車 721系電車 785系電車 789系電車1000番台

基本データ

●運行鉄道事業者 JR北海道
●列車種別 快速列車
●運転区間 新千歳空港駅~小樽駅
新千歳空港駅~旭川駅(札幌駅~旭川駅は特急「スーパーカムイ」)
●経由線区 千歳線・函館本線
●使用車両 721系電車・785系電車・789系電車1000番台
●運転開始日 1992年7月

停車駅

【札幌駅・小樽駅発着列車】
新千歳空港駅~南千歳駅~千歳駅~恵庭駅~北広島駅~新札幌駅~【白石駅】~札幌駅~琴似駅~手稲駅~小樽築港駅~南小樽駅~小樽駅
 白石駅には、早朝・夜間の一部列車が停車。
【旭川駅発着列車】
新千歳空港駅~南千歳駅~千歳駅~恵庭駅~北広島駅~新札幌駅 -【白石駅】- 札幌駅~岩見沢駅~美唄駅~砂川駅~滝川駅~深川駅~旭川駅
 白石駅は、快速エアポート213号のみの停車。

使用車両・編成

クハ721モハ721モハ720サハ721
spacerモハ721クモハ721

編 成
 札幌駅・手稲駅・ほしみ駅・小樽駅発着の4号車にuシート(座席指定席)を連結した札幌運転所所属721系による6両編成と、旭川発着列車の札幌運転所所属785系・789系1000番台の5両編成で運転されます。
後者の785系・789系1000番台編成については、札幌駅~旭川駅間はエル特急「スーパーカムイ」として運行されているものです

運転概況

 新千歳空港駅~札幌駅間を所要時間36分で運転され、空港利用客だけでなく全区間を通して通勤・通学など幅広く利用されています。

区間快速いしかりライナー
721系電車 731系電車 キハ201系気動車 711系電車

基本データ

●運行鉄道事業者 JR北海道
●列車種別 区間快速
●運転区間 手稲駅~札幌駅~江別駅(快速運転区間)
●経由線区 函館本線
●使用車両 721系電車・731系電車・711系電車・201系気動車
●運転開始日 1988年11月3月

停車駅(運転区間)

 快速運転区間は「手稲駅~札幌駅」もしくは「札幌駅~江別駅」の2パターンが存在。区間外は各駅停車。
 【手稲駅~札幌駅間を快速運転する列車】
  快速運転区間の停車駅:手稲駅~琴似駅~札幌駅
 【札幌駅~江別駅間を快速運転する列車】
  快速運転区間の停車駅:札幌駅~白石駅~大麻駅~野幌駅~江別駅

使用車両・編成

 3両または6両編成の札幌運転所所属の721系電車・731系電車を主に使用し運用されまが、一部6両編成の711系電車や3両編成の201系気動車が江別~札幌を快速運転されています。

運転概況

 小樽~札幌間では、日中は快速「エアポート」と区間快速「いしかりライナー」がそれぞれ1時間に2本運転されています。快速「エアポート」とともに、札幌圏の快速運転を構成し、近隣住民の足として利用されています。

快速ニセコライナー
キハ201系

基本データ

●運行鉄道事業者 JR北海道
●列車種別 快速列車
●運転区間 蘭越駅・倶知安駅~札幌駅
●経由線区 函館本線
●使用車両 キハ201系
●運転開始日 1988年11月3月

停車駅(運転区間)

蘭越駅~《各駅停車》~倶知安駅~《各駅停車》~小樽駅~南小樽駅~小樽築港駅~手稲駅~琴似駅~札幌駅

使用車両・編成

 キハ201系が使用され、下りは3両編成、上りは6両編成で運転されています。

運転概況

 1日1往復運転されています。小樽・札幌駅間の快速として1988年3月13日より快速マリンライナーが運転されていましたが、2000年3月11日の改正を機にエアポートの小樽乗り入れが毎時1本から2本へ増発され、それに伴い倶知安駅方面へ直通する快速列車はニセコライナーと改称されました。

ホームライナー
785系 789系1000番台 キハ261系1000番台 キハ281系 キハ283系

基本データ

●運行鉄道事業者 JR北海道
●列車種別 快速列車
●運転区間 小樽駅 → 札幌駅、手稲駅~札幌駅
●経由線区 函館本線
●使用車両 785系・789系1000番台・キハ261系1000番台・キハ281系・キハ283系
●運転開始日 XXXX年XX月XX日

停車駅

小樽駅~南小樽駅~小樽築港駅~銭函駅~手稲駅~札幌駅

使用車両・編成

 785系・789系1000番台・キハ261系1000番台・キハ281系・キハ283系

運転概況

 朝は札幌行き・夜は札幌発(手稲行き)で特急車両の札幌運転所への回送を兼ねた運転がされています。土休日は全便運休となります。
 ホームライナーは、着席整理券(ライナー券)を購入すれば必ず着席が保証される座席定員制の旅客列車でです。運行当初は会員制が採用されていました。

快速なよろ
キハ40系気動車 キハ54系気動車

基本データ

●運行鉄道事業者 JR北海道
●列車種別 快速列車
●運転区間 旭川駅~名寄駅
●経由線区 宗谷本線
●使用車両 キハ40系気動車
●運転開始日 1990年9月1日

停車駅

旭川駅~【旭川四条駅】- 永山駅~比布駅~【蘭留駅】~【塩狩駅】~和寒駅~剣淵駅~士別駅~【多寄駅】~【風連駅】~名寄駅
 【 】は一部のみ停車。

使用車両・編成

キハ40形気動車
キハ54形気動車

 キハ40系気動車 ※運用により例外的にキハ54形気動車も使用


運転概況

 旭川~名寄間を約1時間30分で結び、1日4往復が運転されています。音威子府発着のものも朝晩の1往復ありますが、名寄~音威子府間は普通列車として運行されます。

特別快速きたみ
キハ54形気動車

基本データ

●運行鉄道事業者 JR北海道
●列車種別 特別快速
●運転区間 旭川駅~北見駅
●経由線区 宗谷本線・石北本線
●使用車両 キハ54形気動車
●運転開始日 1988年3月

停車駅

旭川駅~当麻駅~上川駅~白滝駅~丸瀬布駅~遠軽駅~安国駅~生田原駅~金華駅~留辺蘂駅~相内駅~東相内駅~西北見駅~北見駅

使用車両・編成

キハ54形気動車

 旭川運転所所属のキハ54形気動車1両にて、ワンマンで運転されていますが、繁忙期には2両に増結されます。特別快速ですが、種別幕に「特別快速」が存在しないため、「快速」が表示されています。。
 当初は愛称表示や喫煙車設定の設定などキハ54形502~504の3両を専用車として使用していましたが、道内全車禁煙化など専用車を用いる必要が無くなったことから、現在は502~504以外のキハ54形も運用に就いている。

運転概況

 旭川駅~北見駅間を約3時間20分で結び、1日1往復運転されています。特急券が不要な普通列車ですが、同区間を走行する特急「オホーツク」より常紋峠(常紋トンネル)や北見峠では速いなど、特急との所要時間差が小さいのが特長です。

快速狩勝
キハ40形気動車 キハ150形気動車

基本データ

●運行鉄道事業者 JR北海道
●列車種別 快速列車
●運転区間 滝川駅・旭川駅~富良野駅~帯広駅間
●経由線区 根室本線
●使用車両 キハ40形気動車・キハ150形気動車
●運転開始日 1990年XX月XX日

停車駅

《滝川駅~赤平駅~【茂尻駅】~芦別駅~【上芦別駅】~【野花南駅】》~富良野駅~【布部駅】~山部駅~【下金山駅】~【金山駅】~【東鹿越駅】~幾寅駅~【落合駅】~新得駅~十勝清水駅~【御影駅】~芽室駅~【西帯広駅】~帯広駅
《 》の区間は滝川駅発着系統のみの運転区間、【 】内は一部の列車のみ停車。

使用車両・編成

キハ40形気動車
キハ150形気動車

 滝川駅発着はキハ40形気動車、旭川駅発着はキハ150形気動車を使用


運転概況

【滝川駅発着系統】
滝川駅~帯広駅間を約3時間10分で結び、1日1往復運転されます。帯広駅~池田駅・釧路駅間は普通列車として運行され、滝川駅行き便は釧路駅始発、滝川駅発便は池田駅終着で運転さています。
【旭川駅発着系統】
旭川駅~帯広駅間を約3時間40分で結び、1日1往復運転されています。旭川駅発着系統は富良野駅で富良野線に乗り入れ、富良野線区間(旭川駅~富良野駅)は普通列車として運行されています。

快速しれとこ
キハ54形気動車

基本データ

●運行鉄道事業者 JR北海道
●列車種別 快速列車
●運転区間 網走駅~釧路駅
●経由線区 釧網本線
●使用車両 キハ54形気動車
●運転開始日 1989年5月1日

停車駅

網走駅~藻琴駅~北浜駅~【原生花園駅】~浜小清水駅~止別駅~知床斜里駅~中斜里駅~清里町駅~札弦駅~緑駅~川湯温泉駅~摩周駅~磯分内駅~標茶駅~茅沼駅~塘路駅~【釧路湿原駅】~遠矢駅~東釧路駅~釧路駅
 原生花園駅は、5月1日~10月31日のみ停車。
 釧路湿原駅は、釧路駅行のみ毎日停車、網走駅行は5月1日~11月30日のみ停車。

使用車両・編成

キハ54形気動車

 釧路運輸車両所所属のキハ54形気動車を使用し、1両でワンマン運転が行われますが、繁忙期はキハ40系気動車などが増結されます。

運転概況

 網走駅と釧路駅の間を約3時間10分で結び、1日1往復運転されています。

快速ノサップ・はなさ
キハ54形気動車

基本データ

●運行鉄道事業者 JR北海道
●列車種別 快速列車
●運転区間 釧路駅~根室駅
●経由線区 根室本線
●使用車両 キハ54形気動車
●運転開始日 1989年XX月XX日

停車駅

釧路駅~【東釧路駅】~[武佐駅]~[別保駅]~[上尾幌駅]~厚岸駅~茶内駅~浜中駅~厚床駅~〈落石駅〉~根室駅
【 】は下り列車のみ停車、[ ]は下り「ノサップ」のみ停車、〈 〉は上り「はなさき」は通過

使用車両・編成

キハ54形気動車

 花咲線運輸営業所所属のキハ54形気動車を使用

運転概況

 網走駅と釧路駅の間を約3時間10分で結び、1日1往復運転されています。「ノサップ」は上りの夜間と釧路駅で特急「スーパーおおぞら1号」から接続する下りの昼間、「はなさき」は下りの早朝と釧路駅で特急「スーパーおおぞら10号」に接続する上りの昼間にに運転されています。

臨時列車

流氷特急オホーツクの風
キハ183系5200番台

基本データ

●運行鉄道事業者 JR北海道
●列車種別 臨時特急列車
●運転区間 札幌駅~網走駅
●経由線区 函館本線・宗谷本線・石北本線
●使用車両 キハ183系5200番台
●運転開始日 XXXX年XX月X日

停車駅

札幌駅~岩見沢駅~美唄駅~砂川駅~滝川駅~深川駅~旭川駅 -上川駅~丸瀬布駅~遠軽駅~生田原駅~留辺蘂駅~北見駅~美幌駅~女満別駅~網走駅

使用車両・編成

 キハ183系5200番台「ノースレインボーエクスプレス」

運転概況

 冬季流氷観光シーズンに臨時特急として運行されています。

旭山動物園号
キハ183系気動車旭川方面「ホッキョクグマ号」 キハ183系気動車札幌方面「ペンギン号」

基本データ

●運行鉄道事業者 JR北海道
●列車種別 臨時特急列車
●運転区間 札幌駅~旭川駅
●経由線区 函館本線・千歳線
●使用車両 キハ183系気動車
●運転開始日 2007年4月28日

停車駅

札幌駅~岩見沢駅~滝川駅~旭川駅

使用車両・編成

 専用車両として、あべ弘士氏がデザインした専用のキハ183系気動車5両編成で運転されています。特定期間は2~4号車のいずれかを脱した4両編成で運転さます。

運転概況

 旭川市にある旭山動物園へのアクセス輸送を目的とし、土曜日・休日および夏休みに所要時間1時間41分(上り)、1時間37分(下り)で運転されています。

ニセコスキーエクスプレス
キハ183系気動車5000番台 キハ183系気動車5000番台

基本データ

●運行鉄道事業者 JR北海道
●列車種別 臨時特急列車
●運転区間 ニセコ駅~札幌駅
●経由線区 函館本線
●使用車両 キハ183系気動車5000番台「ニセコエクスプレス」
●運転開始日 1988年12月

停車駅(運転区間)

 ニセコ駅~倶知安駅~【余市駅】~小樽駅~小樽築港駅~手稲駅~札幌駅
 ※余市駅は一部列車通過。

使用車両・編成

 キハ183系気動車5000番台「ニセコエクスプレス」

運転概況

 1988年12月よりスキー客向けの臨時特急として毎年冬に運転されています。

SL函館大沼号
C11形蒸気機関車 C11形蒸気機関車 14系客車

基本データ

●運行鉄道事業者 JR東日本
●列車種別 普通列車(臨時列車)
●運転区間 函館駅~森駅
●経由線区 函館本線
●使用車両 14系客車・スハシ44形客車・ヨ3500形貨車・C11形蒸気機関車
●運転開始日 2001年4月28日

停車駅

【下り函館発森行き列車】
 函館駅~五稜郭駅~大沼公園駅~森駅
 ※七飯駅~大沼駅間は2008年までは藤城線経由で運行されていましたが2009年・2010年は仁山駅経由で運行されました。
【上り森発函館行き列車】
 森駅~渡島砂原駅~鹿部駅~流山温泉駅~(大沼駅)~大沼公園駅~五稜郭駅~函館駅
 ※森駅~大沼駅間は砂原支線を経由し、いったん大沼公園駅まで戻ります(大沼駅は運転停車)。

使用客車

 旭川運転所所属のヨ3500形(ヨ4647)、オハ14(519)、オハ14(526)、スハシ44(1)、スハフ14(505)にて編成されています。

牽引機関車

●C11 171またはC11 207(旭川運転所)
 重連で運転されされることもあります。
●DE10形(函館運輸所)
 補助機関車として最後尾に連結され、上り森発函館行き列車の大沼駅~大沼公園駅間にて最前部で牽引します。

運転概況

 おもに、ゴールデンウィーク時期と夏に1日1往復運行されています。

SLニセコ号
C11形蒸気機関車 C11形蒸気機関車

基本データ

●運行鉄道事業者 JR東日本
●列車種別 普通列車(臨時列車)
●運転区間 札幌駅~蘭越駅(当初はニセコ駅)
●経由線区 函館本線
●使用車両 スハフ42・オハフ33・オハシ47・スハフ42・C11形蒸気機関車
●運転開始日 2000年10月7日

停車駅

札幌駅~小樽駅~余市駅~小沢駅~倶知安駅~ニセコ駅~蘭越駅

使用客車

 旭川運転所の藍黒色に塗装されたスハフ42(2071)、オハフ33(2555、オハシ47(2001)、スハフ42(2261)の旧形客車4両にて編成されています。

牽引機関車

●C11 171またはC11 207(旭川運転所)
 重連で運転されされることもあります。

●DE15形ディーゼル機関車
 補助機関車として最後尾に連結されます。

運転概況

 札幌~倶知安間は全車指定席、倶知安~蘭越間は全車自由席の設定でおもに、9月から11月の秋季に運行されています。

SL冬の湿原
C11形蒸気機関車 14系客車

基本データ

●運行鉄道事業者 JR東日本
●列車種別 普通列車(臨時列車)
●運転区間 釧路駅~標茶駅・川湯温泉駅
●経由線区 釧網本線
●使用車両 14系客車・スハシ44形客車・ヨ3500形貨車・C11形蒸気機関車
●運転開始日 2000年1月

停車駅

釧路駅~東釧路駅~釧路湿原駅~塘路駅~茅沼駅~標茶駅
※川湯温泉駅まで運行する場合は、摩周駅にも停車。

使用客車

旭川運転所所属のヨ3500形(ヨ4647)、オハ14(519)、オハ14(526)、スハシ44(1)、スハフ14(505)にて編成されています。

牽引機関車

●C11 171またはC11 207(旭川運転所)
 この2両で重連運転されることもある。川湯温泉駅に延長運転する場合、C11形の重連、またはC11形1両とDE15形補助機関車による運転となり、ホッパ車と有蓋車がそれぞれ1両ずつ釧路方に増結され摩周駅で水と石炭の補給を行う。
●DE15形ディーゼル機関車
 補助機関車として最後尾に連結される。

運転概況

 2月を中心に1月から3月まで運行されています。

くしろ湿原ノロッコ号
DE10形ディーゼル機関車 510系客車

基本データ

●運行鉄道事業者 JR東日本
●列車種別 普通列車(臨時列車)・トロッコ列車
●運転区間 釧路駅~塘路駅・川湯温泉駅
●経由線区 釧網本線
●使用車両 510系客車 DE10 1660(釧路運輸車両所)
●運転開始日 1989年6月24日

停車駅

【釧路~塘路間運転時】
釧路駅~東釧路駅~釧路湿原駅~細岡駅~塘路駅
【釧路~川湯温泉運転時】
釧路駅~東釧路駅~遠矢駅~釧路湿原駅~細岡駅~塘路駅~茅沼駅~五十石駅~標茶駅~磯分内駅~南弟子屈駅~摩周駅~美留和駅~川湯温泉駅

使用客車

 釧路運輸車両所所属の50系客車を改造したオハ510-1、オハテフ500-51、オハテフ510-1、オハテフ510-2、オクハテ510-1の5両編成となっています。オクハテ510-1には、機関車を遠隔操縦する運転台が設けられており、折り返し列車は推進運転とります。

牽引機関車

●DE10 1660

運転概況

 主に、ゴールデンウィーク時期に釧路~塘路間1日1往復、夏には同区間を1日2往復運行しています。また、秋には「くしろ湿原紅葉ノロッコ号」として、釧路~川湯温泉駅間を1日1往復運行されます。

流氷ノロッコ号
流氷ノロッコ号 510系客車

基本データ

●運行鉄道事業者 JR東日本
●列車種別 普通列車(臨時列車)・トロッコ列車
●運転区間 網走駅~知床斜里駅
●経由線区 釧網本線
●使用車両 510系客車 DE10 1660(釧路運輸車両所)
●運転開始日 1990年2月10日

停車駅

【1号】
網走駅~桂台駅~鱒浦駅~藻琴駅~北浜駅~浜小清水駅~止別駅~知床斜里駅
※網走駅~緑駅間定期普通列車の知床斜里駅までを運休して設定するため、冬期休業中の原生花園駅を除く各駅に停車。
【2・3・4号】
網走駅~北浜駅~浜小清水駅~知床斜里駅

使用客車

 釧路運輸車両所所属の50系客車を改造したオハ510-1、オハテフ500-51、オハテフ510-1、オハテフ510-2、オクハテ510-1の5両編成となっています。オクハテ510-1には、機関車を遠隔操縦する運転台が設けられており、折り返し列車は推進運転とります。

牽引機関車

●DE10 1660

運転概況

 1月下旬~3月上旬の流氷観光期に1日2往復運行しています。厳冬期にオホーツク海沿岸まで押し寄せる流氷展望と「しばれ体験」を目的としているため、運行開始時は当時の一部車両は窓と暖房が無く毛布が用意されていました。